第5回:ご縁の国 しまねとのご縁


『司馬遼太郎が考えたこと』の第一巻だったか…「生きている出雲王朝」を読んだことをきっかけに一気に僕の中で出雲大社の存在が大きくなり、いつか行くぞ、いつか行くぞ、と思いつつ10年余りの歳月が過ぎた。

 

今年の4月、岡山から電車に揺られること2時間強(これが結構キツイ)、島根県を数十年ぶりに訪れた。実は高校生の頃、2日ほど学校をサボって原付バイクに跨り悪友とともに京都から松江まで旅した思い出があり、まぁそれ以来ということなので彼是25年ぶりぐらいか。そんな思い出に浸りながら大人になった今、改めて新鮮な気持ちで島根県を訪れることができたのである。

 

松江は城下町の体を残しながらも山陰の中心を担う美しい土地であり静けさの中に凛とした佇まいを感じることのできる町。車で少し走れば宍道湖や日本海を望む水に恵まれた場所、そして見所や名所が非常に多く、酒のルーツや太古の湯治場としての歴史も興味深いものがある。日本のルーツを探る旅、そんな気持ちになる島根県。なぜかとっても心が落ち着く場所である。

 

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散りゆく桜と松江城。絵になりますねぇ。

 

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日本の酒蔵様の中でも海外展開のパイオニア的であり、現在、日本酒の海外販売全体の1%を占める『李白』の田中社長を訪問。

李白HP http://www.rihaku.co.jp/

李白がオンラインで購入できます!SAKE ONLINE http://sakeonline.com.au/

 

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オーストラリアでもお馴染みの『李白』は確固たる自信と魅力にあふれた商品として世界で活躍中。

 

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日本の酒づくり発祥の地ともいわれる佐香神社(松尾神社)を訪問。京都の松尾神社の本家でもあり、厳かな酒の神様が棲んでいる。http://www.izumo-kankou.gr.jp/555

 

歴史背景の説明書きは英語表記もされている。
歴史背景の説明書きは英語表記もされている。

 

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佐香神社の神主さんにお神酒を頂きました。

 

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現在は廃線になっている旧出雲大社駅。歴史の重みを感じる駅。映画の撮影に使えそうな古き良き昭和初期を感じます。

 

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旧大社駅に佇むD51。やっぱりなんとなく興奮するのは何故でしょう。

 

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名物の出雲蕎麦は抜群の味。何杯でもいけそうです。

 

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名物の出雲蕎麦は抜群の味。何杯でもいけそうです。

 

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ついに念願の出雲大社を訪れました。上手く言えませんが、やはりここには神様が棲んでいます。

 

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出雲観光ガイドhttp://www.izumo-kankou.gr.jp/

 

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今回の島根県様訪問の中でも最も感動したのが足立美術館様訪問でした。こんな素晴らしい美術館は絶対に海外からのお客様ももっと多く訪問してほしいですね。

足立美術館HP http://www.adachi-museum.or.jp/ja/

 

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手入れの行き届いたお庭。日本の美を感じるひと時にしあわせを感じる。

 

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この景観が特に圧巻。後ろにそびえる山々との融合も見据えたうえでの見晴というから唸るしかない。

 

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すぅーっと心が落ち着いてくるのがわかります

 

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日本の名庭ランキングに十年以上にわたり1位を維持している足立美術館。これは本当に並大抵の努力ではないです。島根県の素晴らしさがここにも光ります。

 

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足立美術館の武田さんに色々ご案内して頂きました。武田さんの案内や説明、そして振る舞いには足立美術館への愛が溢れ、お話を聞いていてとても心地良かったです。足立美術館様とメルボルンの州立博物館NGV様の交流を図りたいと目論んでいます。

 

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こちらも島根県の老舗酒蔵、吉田酒造様。昔ながらの雰囲気と地元で愛されてきた軟水のお酒『月山』は驚くほど飲みやすく、豪州マーケットに展開しても好まれそうなお味でした。

吉田酒造HP http://www.e-gassan.co.jp/

 

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島根県庁、JETROの方々と島根の地酒で一献酌み交わしながら島根県の未来について語り合った夜。

 

4月の島根県様訪問から3ヶ月後の7月には島根県庁様より豪州視察隊がお見えになり先日はメルボルン、シドニー其々の食品市場、生花市場をご一緒させていただいた。文字通り、『ご縁の国しまね』と素敵なご縁を頂き、今後の物産販路開拓、観光誘致が楽しみな県です。

 

身も心もきれいになる、そんな思いを味わえるふるさとをまたひとつ体験できたことに深く感謝を申し上げます。そして今、島根県様と取り組み始めた新たなチャレンジに自分自身、興奮しながら興味を持ち、それらを寛大にサポートしてくださるフローリストの花形様や勢津子様の多大なお力添えにもこの場をお借りして厚くお礼を申し上げます。

 

次回は絶対に玉造温泉を訪問したいと密かに狙っています(笑)。

 

最後になりましたが、自治体様のオーストラリアへの物産展開や海外観光客の誘致活動に関してのお問い合わせは是非、TRYBERまでご相談くださいませ。ご予算やご希望に合わせて、実のある実地的なアドバイス、活動を必ずお約束いたします。

TRYBER(トライバー)ウェブサイトはこちら↓
http://www.tryber.com.au/


第4回:スキー場×ワイナリーの交流事業


スキーがスキだ。下手くそなのだが、それでも自分なりに颯爽と(苦笑)白銀の世界を滑り降りてゆくと、まるで別世界に一人だけいるような感覚にとらわれ、周囲の音も鳴りを潜め、自身の鼓動、そして雪と戯れる“神聖”な風色だけが自分を包んでくれるような気分になる。

 

ski-jun下手くそだがスキーをしている時が一番楽しい!

 

今さら私ごときが語る必要もなく、日本のスキー場の名声は世界に轟いている。自分もここ数年幾つかのスキーリゾートに行ってみてそのインターナショナルぶりを肌で体感もした。

ベタな感想だが、パウダースノーを満喫できることはもちろん、温泉に、酒に、美味なる食事…これ以上何を望むであろうというぐらい心身の愉しみを満たしてくれる。最高としか言いようがない!

 

ski-mt-japan青空にそびえる磐梯山。最高の気分ですよね。

 

ski-friend友人K氏と岐阜県めいほうスキー場で合流。彼はどぶろくのジェラートなどを作り今、日本でジェラートの未来を拓くマブダチ。

 

ski-shirakawago闇夜の白川郷も情緒がありエキゾチックだ。

 

ski-onsen海外生活で何が恋しいって…温泉!軽く1回、2時間は過ごせる。一生浸かっていても飽きないほど好きです。

 

 

ところで、オーストラリアに来てから仕事やプライベートでワイナリーに行く機会がある。初めの頃やたらと驚いたのは、てっきりワイナリーとはワインを飲む、まぁそれにせいぜいおつまみ程度の食事を楽しむ、要するに呑み助さんだけが楽しめる場所だと思っていた。

ところがどっこい!飲む人も飲まない人も、ピクニックしたり、景観を楽しんだり、寝そべって読書したり、結婚式を挙げたり、なかには近辺でBBQしたり、ちょっとしたコンサートを開催していたり…おいおいおい、色んな楽しみ方があるじゃないか!と驚いたものだ。

そして例えばひとつのワイナリーでイベントや祭りがある際、そこには地域の施設や畑、工場、レジャーやホテルなどが一体となって村おこし的な雰囲気で盛り上がっている。

一番ビックリしたのが、近辺の競合(?)するワイナリーのワインですら気前よくタッグを組んで紹介・販売している様だった。何物にもとらわれない自由とでも言うのだろうか、おおらかで牧歌的でフレンドリー。そんな光景がとても素敵に見えたものだ。

 

wine-lunch夏場のワイナリーは最高。老若男女が楽しめる自分達の土地!って良いねぇ。

 

wine-dinnerワイナリーで味わう食事も格別

 

organic-vegeワイナリーの畑でもぎって食べる野菜の旨さは滋養が溢れている。

 

lunch-organic-plate畑かた摘んだばかりの野菜を使ったきんさんの料理

 

 

日本のスキー場にはほとんどと言って良いほど温泉や酒蔵が近辺や同じ地域にあると思う。もちろんその土地その土地での地域おこしや連帯は既に当然あるだろうが、自分がオーストラリアに住んでいる身としては、もっともっとワイナリーなどを含むカントリーサイドと日本の3S(Snow, Sake, Spa)の揃った地域との文化交流や人材交流を活発にしてそれぞれの良いところを持ち帰り、それぞれがレジャー、自然や食文化をさらに色濃くした地域国際プロモショーンが出来ないかな?と常日頃考えている。

まだ自分でも上手くは言えない(まとまっていない)構想ではあるのだが、日本のスキーが隆盛の時を迎えている今こそ、さらに未来に向けた交流やイベントを作れないかなといつも思い巡らせている。そして自分自身ではスキーが本当にスキなので、スキーに関わるビジネスはやめて純粋に楽しみたいと思う気持ち半分、好きだからこそ何か自分たちで関わって微力ながら役に立ちたいと思う気持ち半分でちょっと揺れている。

実はスキーに関わるサイトのドメインは取得しているのだが、それを本格稼働させるにはまだまだ自分の勉強と覚悟が足りないので、乗るか反るかの境地に達するまで、焦燥感を抱かずスキーを楽しむとするかな。今シーズンは白馬やトマムに行く自分の姿を想像しながら、日々奮闘するのである。

 

hakkoda-ski青森県様とは面白ことが起こりそうだ!まずはビクトリアのスキー場でのファクションにゲストスピーカーとして招聘させていただく予定。

 

ski-jun-green将来リタイアしたら冬はスキー。夏はサーフィン。春と秋にはテニスとゴルフ三昧…と遊びまくる爺さんになりたいね。

 

 

ということで今回は仕事とも趣味ともつかぬ話題となりましたが、日本のスキー場様で「我こそは!」というスキー場様がいらっしゃればお声を掛けてください。オーストラリアのスキー場にてあなたのスキー場、地元の紹介、郷土料理を絡めた日豪イベントを成果ある形で企画・実施などお手伝いさせていただきます!
トライバー  PTY  LTD